第223話

そして、王開山がリビングでテレビを見ている間、林薇薇はキッチンでジュース作りに励んでいた。

バナナの皮を剥き、林薇薇は果肉をジューサーに放り込んだ。次にもう一本のバナナを手に取ると、それは普通のバナナよりもずっと太かった。

林薇薇は一瞬戸惑った。どういうわけか、突然バナナを食べたくなり、そのまま皮を剥いた。

一口でバナナを口に含み、ちょうど噛み切ろうとした時、外から声が聞こえてきた。

振り向くと、王開山がソファに膝をついてリモコンを探していた。彼は今日ぴったりしたズボンを履いていて、ソファに膝をついている姿勢のせいで、ズボンがピンと張り、後ろの大臀筋がはっきりと浮かび上がっていた。

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